2005/10/24〜
[3033] 内田 衛さん  投稿者:444947  投稿日:2005/10/24(月) 06:12:53 [返信] 個人投資家の内田衛さん(38)は今年三月、外出先から携帯電話で、保有する耐火れんが中堅のヨータイ株を二万株すべて売る注文を出した。株価がこの日、ストップ高の三百九十七円に急騰したのを確認したからだ。発注は大引け間際だったが、売買は成立し、三百万円強の利益を得た。  内田さんがヨータイに注目したのは株価純資産倍率(PBR)が〇・四倍台と一倍を大きく割り込んでいたためだ。鉄鋼各社からの需要増が見込めるうえ、主に株価が三百円以下で低PBRの銘柄を探すという投資手法にかなっていた。「PBR一倍割れなら、そこから下値は限られ、好材料が出れば反発余地が大きい」と話す。現在も兼松など低PBRを中心に約二十銘柄を保有し、年初からの含み益は約七百万円という。  ▼PBR 株価を一株あたり純資産で割って算出する。純資産は企業の帳簿上の解散価値。PBR一倍割れは理論上、企業を解散して残った資産を株主で分配すると利益が出る状態。株式などの時価会計や減損会計の導入で、企業の貸借対照表の精度が向上しつつあるが、含み損益にも注意が必要。最近目立っている投資ファンドの株買い集めではPBRの水準や含み損益が着目されているとされる。 -------------------------------------------------------------------------------- 小川 純さん 投稿者:444947  投稿日:2005/10/24(月) 06:14:43 今年三月にシニア層十人で結成したあすも投資クラブは、予想配当利回りを尺度に使う。購入額に対するリターンが見えやすく、復配や増配銘柄は「投資家の人気が集まりやすく、株価上昇が期待できる」と代表の小川純さん(66)は話す。投資経験の乏しさを補うため、非営利組織(NPO)の投資クラブ運営サービスを利用。東証一部全銘柄の平均利回り(一%強)以上の中低位株をリストアップしてもらい、購入銘柄を決定する。  二〇〇六年三月期に一―三円の復配予定を発表した古河機械金属では最大で二%を超える利回りに着目し、六月十七日に百三十九円で四千株を購入。百六十一円まで値上がりした八月一日に全株を売却し、八万八千円の利益を得た。最近では利回りが二・二%の第一三共を購入した。  ▼配当利回り 年間の予想配当額を株価で割って計算する。購入額に対する配当収入が分かるため、国債など他の金融商品と比較しやすい利点がある。収益の株主配分を重視し増配に踏み切る企業も増えているのは追い風。企業の中間、本決算期末にかけて配当を得る権利を取得するための売買が活発になる傾向がある。 -------------------------------------------------------------------------------- 雨貝 匡哲さん 投稿者:444947  投稿日:2005/10/24(月) 06:18:17 株式市場で個人投資家の存在感が一段と高まっている。短期で値上がり益を狙う人、長期投資でじっくりと構える人。志向はそれぞれ異なるが、ポイントは有望銘柄をいかに探りあてるかだ。企業の収益、財務内容などに投資尺度をあて、成果を高める取り組みは一段と重要になってきた。  ▼PER 株価を一株当たり利益で割った数値。通常は予想利益が前提。利益の何年分まで株価が買われているかを見ることになり、企業の成長性への評価が高いほど、PERは上がる。同じ銘柄を時系列で比較したり、同業他社と比べるなど相対的な物差しとして活用するのが有効。今週から本格化する企業の九月中間期決算では、利益見通しの増減でPERに変動が生じることが予想される。四半期決算時代の到来で、PER重視の投資機会は拡大している。  十月八日、東京都目黒区のアパートの一室。AISE投資クラブのメンバーが財務分析を映し出したスクリーンを前に、購入銘柄を選び出す。結論はJFE商事ホールディングス。連結予想PER(株価収益率)が約八倍と低いのが決め手だ。  AISEの銘柄選別はPER重視。六月にはPERが八・三倍と大手商社で最も低かった三菱商事株を千四百九十三円で百株買った。株価はその後、原油など商品市況高に連れて千七百九十一円まで上昇。一カ月余りの投資成果は約二割だ。  クラブ結成から一年九カ月。この間、運用資金に対するリターンは約一〇%。代表の雨貝匡哲さん(27)は「当初は知名度などで買ったパイオニアやTACで損失を被ったが、PERで選ぶようになってから勝率がぐっと上がった」と話す。 -------------------------------------------------------------------------------- PER&PBR 投稿者:444947  投稿日:2005/10/24(月) 06:21:06 今月上旬までの上げ相場をけん引役した鉄鋼株。住友金属工業株が八月安値から九月の年初来高値まで二倍以上になるなど、急伸ぶりが目を引いた。買いの根拠として低PERが盛んに指摘された。この局面で東証一部の平均予想PERは十八―二十倍。これに対し、住金は年初来高値でも十四・八倍。単純比較では割安に見えるが、果たして正しい判断なのか。  鉄鋼業界は、収益を左右する鋼材需要、価格が景気動向の影響を受けやすい。市場ではこうした銘柄を景気敏感、市況関連と呼ぶ。収益好調時にPERが下がっても、景気が下降して利益が落ちれば株価が横ばいでもPERは跳ね上がる。実際、鉄鋼の業種別PERは一九九九年には損益が赤字で算出不能、二〇〇一年には八十倍超だった。  PERなどを使う投資価値判断では、業種や事業内容による特性が見逃せない。荷動きが景気に左右される海運、原油価格がコスト増減に響く化学なども鉄鋼と似た性格がある。最近では新興国の需要増や経営体質強化なども評価されるが、「目先の低PERだけで飛びつくのはリスクを伴う」(三菱UFJ証券の藤戸則弘投資情報部長)。  自動車も低PERの代表業種。先進国では自動車の普及率が高まり、急激な利益成長が期待しにくいとの見方があるためだ。しかし燃料電池といった代替エネルギーへの切り替えなどが本格化すると、今後はPER水準が上がる可能性もある。一方、電機、精密などハイテク業種の高PERは技術革新への期待が背景。だが、最近はデジタル景気の失速など競争激化、好況期の短期化が顕著。成長イメージが薄れ、PERは低下気味だ。  PBRにも業種特性がある。小売りや不動産のPBRが高いのは土地などの含み資産が着目されているためだ。最近は地価上昇を見越して、都心などに店舗やオフィスビルを持つ企業の株価が上がる傾向も出ている。  半面、建設はPBRでの評価が低い。バブル期に抱えた不動産物件などに含み損が警戒されているほか、公共事業の縮小などで収益が落ち込み、純資産が減る可能性も意識されているもようだ。 -------------------------------------------------------------------------------- Re: 内田 衛さん 投稿者:木の実  投稿日:2005/10/24(月) 17:23:54 うーん さすが己の開拓さん バラカ凄いですね 先ずはおめでとうございます。 阪神連敗 デイープ快勝 両極だわ おーい ななしさん まだっすか? -------------------------------------------------------------------------------- こんばんは♪ 投稿者:の_の  投稿日:2005/10/24(月) 20:54:25 今日はエルピーダが朝上がっていたので(じじさま、記事のコピーありがとうね。)、一部3310で利食い。 でも、少し経ったら急降下だったので、全部利食えば良かったです(T_T) ま〜、残り4枚だから、どうにかなるべ。 後は浜ホトを2670で売って、2650で再び購入。 クリードを追っかけようかと思ったけど、自粛しました。 今日も小銭稼ぎだけど、この地合いじゃしょうがないべなぁ。