2005/05/04〜
[2735] Nasdaq&Dow  投稿者:DAVOS  投稿日:2005/05/04(水) 06:58:46 [返信] 3日の米株式相場はもみ合いの末、3日続伸。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ幅や声明文の内容が市場予想にほぼ一致し、債券市場で長短金利が大きく上昇しなかったことが株式相場を支えた。午後は売りに押される場面もあったが、FRBがインフレは抑制されているとの見方を示したことが支援材料となり、ダウ工業株30種平均は前日比5ドル25セント高の1万256ドル95セント、ナスダック総合株価指数は4.42ポイント高の1933.07で終えた。  ニューヨーク証券取引所の売買高は午後4時までの通常取引で16億7256万株(速報値)、ナスダック市場は約18億8000万(同)株だった。  米連邦公開市場委員会(FOMC)は午後2時15分過ぎ、政策決定を発表。政策金利を0.25%引き上げ3%としたほか、声明文には緩やかなピッチでの利上げ方針を示す「慎重なペース」という文言を据え置いた。インフレに対する警戒姿勢を強め、債券相場が売りに押される場面では株式相場もやや弱含んだ。FRBが景気の減速基調に言及したことも株式相場の重しになり、ダウ平均は一時、43ドル安まで下げ幅を広げた。  ただ、FRBが通常取引終了直前に、声明文から「長期的なインフレ期待は十分に抑制されている」という部分を誤って削除したとして、声明文を修正。インフレに対する過度の警戒感が和らぎ、債券相場で長短金利が低下したことを受け、ダウ平均とナスダック総合株価指数は小幅高に転じた。  大幅な減益決算と収益予想の下方修正を発表したタイコ・インターナショナルが商いを伴って大幅下落。原油先物相場の下落を受けて、エクソンモービルなどエネルギー関連株が下げた。  一方、4月の米新車販売台数が予想以上に減少したゼネラル・モーターズ(GM)は、北米の生産計画を据え置いたことが好感され、ほぼ終日堅調に推移した。フォード・モーターなど関連株も買われた。 -------------------------------------------------------------------------------- FOMC 投稿者:DAVOS  投稿日:2005/05/04(水) 07:01:41 FRBが3日、FOMC終了後に発表した声明は次の通り。  FOMCは3日の会合で、FF金利の誘導目標を0.25%引き上げ、年3%とすることを決めた。  委員会は利上げを実施した後も景気を刺激する超低金利政策が継続し、生産性の底堅い伸びとともに経済活動を下支えすると確信している。最近の経済指標をみると、エネルギー価格の上昇が一因となり、個人消費の底堅い伸びがやや鈍ってきた。ただ、雇用の緩やかな改善が続いているのは明らかだ。ここ数カ月間で物価の上昇圧力が強まり、企業が生産コストの増加を製品価格に転嫁する動きが広がってきた。長期的なインフレ期待は十分に抑えられている。  持続的な経済成長と物価の安定を維持するため、金融政策を適切に運営すれば、景気の上昇リスクと下降リスクがほぼ同等に保たれるはずだ。物価の上昇は抑制される見通しで、超低金利政策を慎重なペースで解除できると信じる。ただ、物価安定の維持という責任を果たすため、必要な場合には経済見通しの変化に対応するだろう。  委員会の決定に関する賛成票は以下の通り。グリーンスパン議長、ガイトナー副議長、バイズ、ファーガソン、フィッシャー、グラムリッチ、コーン、モスコー、オルソン、サントメロ、スターン各委員。  委員会は12地区連銀の要請に基づき、公定歩合を0.25%引き上げ、年4%とすることも決めた。(ワシントン=小竹洋之) [2734] NK05MCME  投稿者:DAVOS  投稿日:2005/05/04(水) 06:55:50 [返信] 日経平均先物は小安い。6月物終値は前日比20円安の1万1025円と、2日の大証の終値を5円上回った。この日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げが決まり、利上げ幅が予想通りだったため米株式相場が上げ、一時1万1070円まで買われた。その後は日本が連休に入っているため動意薄のなか値を消した。  推定売買高は260枚と少ない。オプションは取引が成立しなかった。